兄が学校で虐められ始めてからニ、三年ぐらい経った時でしょうか。
虐めの対象は長男だけでなく次男にも向けられました。
「アイツな○○の弟だぜ~!気色悪ぃなぁ!あはははは!」
そんな事を言われる姿は日常と化すのに時間は掛かりませんでした。
虐めは伝染していったのです。
その頃からでしょうか。
僕ら兄弟の性格は著しく変わっていきました。
長男は極端な無口に。
次男は学校では無理をして笑っていましたが、家ではあまり話さなくなりました。
三男の僕は学校では明るく装い、家では無口でした。
僕は自殺する事をいつも考えていました。
長男と次男への虐めを見て居たくなかったし、両親も喧嘩ばかり。
時には殴られたり、喧嘩の道具にされたり。
学校でも家でも心の休まる時なんて無かったです。
全てに疲れ果てていたのだと思います。
小学校三年生の時です。
少しずつ溜まる負の感情は、爆発する時を待っているかのようでした。
同級生になんて相談出来なかったし、先生だって信用出来なかった。
その頃から僕は大人を激しく恨むようになりました。
虐めを放っておく先生、喧嘩ばかりの両親。
僕の中での大人の価値はゴミ以下でした。
その思いが行動に移るのに時間は必要ありませんでした。