家庭でのストレスが原因だったのでしょう。
遂に僕のクラスは学級崩壊をしました。
同じような家庭に産まれた同級生が多かったのです。
騒ぐ事だけしかストレスの抜け口が無かったのでしょう。
もちろん、それだけでは不十分なものでしたが。
授業はもちろん出来る状態ではありませんでした。
暴力、陰口、虐めに塗れたクラスはもう元へ戻る事は出来ませんでした。
溢れ返る負の感情を誰も止める事は出来ませんでした。
騒いで何かを必死に隠そうとしていたのかもしれません。
僕と友達のKはその中心にいました。
軽率で愚かだったと思います。
Kの家も複雑でした。
父親がアル中だったようです。
中学時代に聞いたのですが、家に帰ると暴力の嵐がKを待っていたそうです。
でも当時は僕もKも誰にも相談なんて出来なかった。
吐き出すという事を知らなかった。
お互い逃げ道の無い地獄を味わってきたのだと思います。
クラスが完全に崩壊し、間もなく家庭訪問が始まりました。
それぞれの家庭で先生がクラスの状況を伝えたのです。
それから涙も流せない程の苦痛が僕を襲う事になります。