2007年11月21日水曜日

砕け散った心

ある日の事でした。

酷い頭痛に襲われました。

慢性的な頭痛はありましたが、それとは比にならないほどの頭痛でした。

僕は道に倒れ、救急車で運ばれました。

様々な検査を受け、結果が出ました。






原因不明。





それが検査の結果でした。

その後、いくつかの問診を経て僕は精神科送りになりました。

リスカ、自殺願望、過去の虐待。

その事で精神科へ行く事が決まったそうです。







「僕の心は壊れているのか?」





その時、初めて思ったんです。

今まで限界でした。

自分の精神状態なんて考える余裕はありませんでした。






後日、僕は精神科へ行きました。







「今日はどうされましたか?」






先生の優しい問いかけに今まで溜めていたものが噴き出ました。








「今まで…殴られたりしながら育って、兄貴を殺しかけた事もあったし、自殺しようとして二回も失敗して、もう死にたいんです。」







涙が溢れました。

負の感情が体を包み、今すぐにでも死んでしまいたい気持ちでした。






リスカを始めて何年経っただろう?

自殺を考えて何年経っただろう?

家族を憎んで何年経っただろう?

何も感じなくなって何年経っただろう?

友達に作り笑いを始めて何年経っただろう?






そう、僕の心はとうの昔に壊れていたんです。





そう思うと涙が止まらなかった。

自分に同情した訳じゃない。

慰めて欲しい訳でもない。






ただ哀れだった。




ただ・・・自分が哀れだったんです。

それだけなんです。







「PTSDゆっくり、治して行きましょうね。」






僕がPTSDだと知ったのはこの時が始めてでした。













気が付くと、僕はもう大学生になっていました。