2007年7月10日火曜日

封印は固く

担任に現状を伝えてはみたものの、僕は何も感じませんでした。

悲惨な記憶が無かったせいもあるのだと思います。

僕は典型的なPTSDの症状に見舞われていました。






自分が自分で無い感覚。




担任に話した時でさえも、非常に冷静でした。

まるで他人事のように話をしたと思います。

辛い経験は僕から感情を奪って行きました。





あらゆるプラスの感情を奪い、負の感情さえも薄れていました。




何にも反応をしない、人形のような自分。

ただ、自殺願望だけを強く感じ、地元の友達以外は大切にしませんでした。

それ以外は僕にとっては何の価値も無いものだったのです。





学校、親、兄弟、高校の友達、周りの大人達。




それらは僕に深い怒りをもたらしました。

何も知らず、ヘラヘラ笑っている僕を本物だと信じ、疑わない姿は殺意すら覚えるものでした。

もちろん、間違いだらけの考えだったと思います。




しかし、それを抑える事は必死でしました。



それは何かが違う、と思っていたのかもしれません。













そんな僕の意思はある出来事をキッカケに、脆く崩れ去りました。