ちょうどあの頃は桜が満開の時期でした。
溢れるピンク色の景色。
大学に植えてある桜が道に沿って、ずっと先まで咲いていました。
綺麗だった。
それは悲しいぐらい綺麗でした。
PTSDを背負った僕には、桜なんて全く興味はありませんでした。
綺麗に咲いた桜も、合格して浮かれる学生も、新しいキャンパスライフも、何もかもに興味が無かったです。
ただ、僕は自殺だけしないように・・・それだけに全力だったのでしょう。
いつまでも続くフラッシュバック。
いつまでも続く恐怖。
いつまでも続く苦しみ。
長い、本当に長いトンネルの中にいるような気分でした。
そして、それから逃れたい一心で腕を切り刻みました。
血を見ないと、生きているかどうかさえも自分で解からなかった。
リストカットの後には、激しい自責の念が襲ってきました。
また・・・やってしまった・・・。
ただ、自分の弱さに怒りと憎しみが湧くだけでした。
脆すぎる心。
許せなかった。
こんなにも弱い自分が許せなかった。
こんなにも醜い自分が許せなかった。
こんなにも汚い自分が許せなかった。
何より生きている事が許せなかった。
愚かで弱く最低な自分が・・・許せなかった。
自分を責め続けました。
それは容赦も無く。
本当ならば一番大切にしなければならない自分自身を、一番傷つけていました。
桜と一緒に散ってしまいたかった、大学一年の春でした。
2007年11月27日火曜日
傷だらけの少年
そして、僕とPTSDとの闘いが始まりました。
自分だけが狂っている。
誰にも理解されない。
リスカも止められない。
こんな弱音を心の中で吐く自分が大嫌いだった。
自分の中にある微塵の弱さも許せなかった。
自殺願望は積もるばかりでした。
そして繰り返されるフラッシュバック。
一気にあの日、あの時に戻される。
兄はまたあの角度から殴ってくる。
僕はうずくまり、ただただうめきながら耐えている。
暴力の限りを尽くすと、兄は去る。
そして僕は天井を見ながら、立ち上がる力も無く、ただ仰向けに倒れている。
フラッシュバックが収まると、狂った自分をただ悔やむだけだった。
そして激しい自殺願望がやってくる。
こんな醜い自分が生きて良いはずがない。
周りに迷惑を掛けてまで、生きていて良いはずがない。
何の価値も無い自分と一緒に居るだけで、大切な友達が汚れる。
とある先輩がこう言ってくれました。
「お前が友達を大切にするように、俺もお前を大切にしたい。死んじゃったら俺は本当に悲しいよ。」
その言葉で生きていようと、少しだけ思えるようになりました。
僕はまさに生と死の狭間にいたのでしょう。
死にたい、でも・・・大切な仲間が居る。
ただ辛かった。
辛さしか感じない心は僕の心臓にゆっくりとナイフを刺していくようでした。
そして、今まさにトドメを刺そうとしている。
そんな状態でした。
涙を流すのはまだまだ、先の話。
自分だけが狂っている。
誰にも理解されない。
リスカも止められない。
こんな弱音を心の中で吐く自分が大嫌いだった。
自分の中にある微塵の弱さも許せなかった。
自殺願望は積もるばかりでした。
そして繰り返されるフラッシュバック。
一気にあの日、あの時に戻される。
兄はまたあの角度から殴ってくる。
僕はうずくまり、ただただうめきながら耐えている。
暴力の限りを尽くすと、兄は去る。
そして僕は天井を見ながら、立ち上がる力も無く、ただ仰向けに倒れている。
フラッシュバックが収まると、狂った自分をただ悔やむだけだった。
そして激しい自殺願望がやってくる。
こんな醜い自分が生きて良いはずがない。
周りに迷惑を掛けてまで、生きていて良いはずがない。
何の価値も無い自分と一緒に居るだけで、大切な友達が汚れる。
とある先輩がこう言ってくれました。
「お前が友達を大切にするように、俺もお前を大切にしたい。死んじゃったら俺は本当に悲しいよ。」
その言葉で生きていようと、少しだけ思えるようになりました。
僕はまさに生と死の狭間にいたのでしょう。
死にたい、でも・・・大切な仲間が居る。
ただ辛かった。
辛さしか感じない心は僕の心臓にゆっくりとナイフを刺していくようでした。
そして、今まさにトドメを刺そうとしている。
そんな状態でした。
涙を流すのはまだまだ、先の話。
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