家族を見て泣いた日の夜。
僕の心はいつもよりも軽くなったような気がしていました。
涙が何かを流してくれたのかもしれません。
そして、急に僕の視野が広くなりました。
痛みを知る事で、優しくなる事が出来る。
心の痛みという見えない部分の闇を、僕は感じる事が出来る。
なぜなら、僕自身が通ってきた道だから。
まだ通っている途中だけど、どうやってここまで乗り越えてきたのかは知っている。
今、世の中には
誰にも言えず、深い傷を負ったまま生きている人がいる。
誰にも悟られないように傷を隠し生きている人がいる。
居場所も無く、ただ苦しみながら生きている人がいる。
涙さえ流せないほどの絶望の中で生きている人がいる。
自分の手さえ見えない暗闇で生きている人がいる。
今までの自分がそうであったように。
そんな人たちの為の居場所が必要だと思ったんです。
逃げても良い、生きてさえいれば。
生きていればきっと傷は癒える。
生きる事から逃げなければ、きっと大丈夫なんだ。
半ば願いにも近い気持ちでした。
そして、僕はMIXIの中にコミュニティを立ち上げる事にしました。
名前は「言えない心の傷」。
まだ癒えきっていない心で立ち上げたものが、僕の人生を少しずつ変えていく事になるなんて想像もしなかった。