それから、僕の日課は書き込みへのレス付けでした。
日々、増える書き込みに一つ一つレスを返す。
時間は掛かりましたが、負担に思った事はありませんでした。
一つの書き込みに15~30分、多い時は1時間ぐらい掛けて。
そうする事で自分の事を考えずに済んだからなのかもしれません。
多分、あの頃にまともに自分の心とは向き合えなかったのだと思います。
今もそうですが、弱く愚かな人間でした。
それでも、レスのお礼を言われると嬉しく思いました。
こんな自分でも出来る事があるんだ。
受け入れる、ただそれだけ。
ただそれだけの事も満たされず、心の傷と闘う人がこんなに居る。
書き込みが増える度に心が締め付けられるようでした。
だけど、全ての書き込みを真剣に読み、真剣にレスをしました。
もちろん、良い事ばかりではありませんでした。
受け入れる場所として作ったコミュニティ。
しかし、僕が生理的に拒絶反応を示す書き込みも少なからずありました。
受け入れる場所。
自分にとって都合の良い人間だけを受け入れるんじゃない。
最低限のモラルさえ守れるのなら、誰でも受け入れる場所にしなければ。
自分の独断や偏見で門を狭くしてはならないんだ。
嘘の言葉は一度も並べたつもりはありませんが、そういった書き込みに対してはレスは短めだったかもしれません。
人数もそんなに増えないだろうし、少しぐらいの我慢は必要だろう。
そのぐらいに考えてました。
ネットに依存する事で、自分の事を一時的に忘れようとしたのだと思います。