2008年1月20日日曜日

反動

時間が経つのは、とてもゆっくりでした。

確かにネットには依存していたけれど、別に無くてはならないものじゃなかった。

ただ、書き込みにレスをしたかった。







自分の事を考えずに済んだのは最初の頃だけでした。






自分のトラウマと重なる書き込みがあると、すぐに心は崩れました。

フラッシュバックを起こしたり、腕を切ったり。

そして、日増しにそれは起こる様になってきました。

なぜなら、トラウマと直結する書き込みが増えたからです。






悪い事なんかじゃないから、俺みたいな馬鹿どうでも良いから、吐き出して欲しい。






そして、書き込みにはレスを返しました。

一人で毎日書き込まれる文章にレスをしていました。

何かをしていないと駄目だったんだと思う。

もう一人の俺はすぐに死にたがる。

だから何かをしてないと。









そして、遂に反動が来た。






書き込みに夢中で、自分の事を何も考えなかった反動が。

それは大きな闇でした。

アムカは当たり前、自殺願望まで出てきた。






なんで死にたがるのかって?





辛いからが一番の理由じゃないんだよ。

産まれた事が間違いだったからなんだ。

僕みたいなキチガイは産まれちゃいけなかったんだ!!

「産まれて来てごめんなさい」と部屋の隅で小さい声で何度も何度も言った。







反動はフラッシュバックまで引き起こした。






もちろん、長男に暴行を加えられていた時のです。

見慣れた光景を見て、いつまでも苦しい思いをする。

あの時のあの場所へ連れて行かれてしまう恐怖。

体がどれだけの激痛だったかをしっかりと覚えてる。








ただ、震えながら「産まれて来てごめんなさい」と言う事しか出来なかった。







多分、涙は流れてないと思う。

顔はいつもの無表情。

部屋の隅で震えながら足を抱えて座っていました。








過去が過去になるにはどうしたら良いのか、答えは知っていた。







時間と努力をする事。

挫折しそうになる。

でも、弱い自分なんて許せなかった。






強く、もっと強くならなきゃ。





虐待が染み付いた心は、決して弱さを許さなかった。

誰よりも強くあることを求めた。

その先には孤独という名の絶望があるだけなのに。













その日からアムカは日課になりました。