気が付くと朝だった。
死のうと思ったはずなのに…さっきまで夜だったのに…。
右手には万能カッターが握られていた、左手には携帯が握られていた。
携帯の着信を見てみると14件。
何がなんだか解からない俺はとりあえず、電話してきた友達に電話した。
俺「昨日電話貰ったみたいなんだけ「バカタレがお前は!!!」
驚いた。
そして昨日何があったのかを聞いてみた。
すると、ショッキングな事実が判明した。
万能カッターを首に当て自殺しようとした所までが俺の記憶。
それから俺は友達に遺言を残そうと電話をしたみたい。
「今まで本当にありがとう、ごめん・・・・・・。」
この言葉を最後に電話が切れたらしい。
友達は俺のマイミクにメッセージを送って、
「今、のりが自殺するかもしれないので電話して下さい!」
と送ってくれたらしい。
そしてマイミクの友達も何回も電話したけど結局俺は出なかった。
もちろん、寝ていたわけじゃない。
多分、フラッシュバックに耐えられずに気絶してしまったんだろう。
そして朝一で電話したら、さっきのようなやりとりになったわけです。
何回も謝った。
時には泣きながら謝った。
大切な人たちを傷つけた。
深い罪悪感を感じたし、本当に申し訳無いと思った。
本当にごめん。
でもね、俺はあの時限界だったんだ。
何度も我慢した自殺願望を実行してしまったんだ。
気絶したのは運が良かったから。
あのまま死んでいても何もおかしくないような状況だった。
未遂で済んだのは運命だと思う。
俺はこれから生きていかなければならないんだと思う。
今では未遂で本当に良かったと思う。